2026-03

映画レビュー

『ズートピア2』──あの街の”起源”を暴くことは、私たちの現在地を問い直すことだった

『ズートピア2』を観た。正確には、観終わってから二時間ほどカフェでぼうっとしていた。コーヒーが冷めたことにも気づかなかった。前作が大好きだった私にとって、この続編は「待ちわびていた再会」であると同時に、「再会したからこそ突きつけられるもの」...
映画レビュー

『私がビーバーになる時』を観て、私は自分の”皮”について考え込んでしまった

『私がビーバーになる時(Hoppers)』を観た。劇場を出てからもう何時間も経つのに、まだビーバーの尻尾の感触が自分の体にあるような気がしている。おかしな話だけれど、本当にそうなのだから仕方ない。 ビーバーの毛皮をまとった瞬間、涙腺が壊れ...
映画レビュー

『Whistle』を観て震えた夜――口笛が暴くのは恐怖か、それとも私たち自身の沈黙か

『Whistle』を観た。観終わったあと、部屋の静けさが怖くなった。正確に言うと、静けさの中に何か音が混じっていないかと耳を澄ませてしまう自分が怖くなった。ホラー映画を観てこういう状態になるのは久しぶりで、それだけでもこの作品が私の中に入り...
ドラマ・TV感想

『呪術廻戦』が突きつける「正しい死」という問い――私はずっと虎杖悠仁のことを考えている

『呪術廻戦』を観た。正確に言えば、観続けている。放送が始まった2020年の秋から、気づけばこの作品のことをずっと考えている自分がいる。最初はただの話題作チェックだった。友人に「今期これがすごい」と言われて、ふうん、くらいの温度で再生ボタンを...
映画レビュー

『Shelter』——ステイサムが銃を置いた瞬間、この映画は始まった

『Shelter』を観た。2026年最初の劇場体験がこれになるとは思っていなかった。ジェイソン・ステイサム主演のアクション・スリラーと聞けば、誰だっておおよその輪郭を想像する。硬い拳、短い台詞、壊れる家具。私もそのつもりで座席に沈んだ。そし...
ドラマ・TV感想

実写版『ONE PIECE』を観て、私は自分の中の「原作厨」と向き合うことになった

Netflixの実写版『ONE PIECE』を全話観た。観終わったあと、しばらくソファから動けなかった。感動とか興奮とか、そういう単純な感情ではない。もっと複雑な、自分でもうまく整理できない何かが胸の中でぐるぐると渦巻いていた。 あの「東...
ドラマ・TV感想

40歳で人生をやり直すって、そんなに甘くない。でも、だからこそ泣ける——『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』

『ザ・ルーキー 40歳の新米ポリス!?』を観始めたのは、正直に言うと、軽い気持ちだった。「40歳のおじさんが新人警官になるコメディでしょ?」くらいのテンションで再生ボタンを押した。それが気づけば、シーズンをまたいで夢中になっている自分がいた...
映画レビュー

『ウォー・マシーン: 未知なる侵略者』——”兵士である前に人間である”ことを、巨大兵器が暴き出す

『ウォー・マシーン: 未知なる侵略者(War Machine)』を観た。金曜の夜、何も考えずにアクション映画で頭を空っぽにしたくて再生ボタンを押したのだけど、結果的に頭は全然空っぽにならなかった。むしろ観終わってからずっと、ある場面が頭にこ...
映画レビュー

ブログ開設のご挨拶

はじめまして このブログを書いているナナです。 映画やドラマが好きで、観るたびに感情がぐるぐるして、誰かに話したくなってしまうのでブログを始めることにしました。 没入しながらも「あ、ここ変だな」と気になってしまう性分で、その葛藤ごと書...
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